
「快気祝い」と「快気内祝い」について

「快気祝い」と「快気内祝い」の使い分けについて疑問に思われる方がいらっしゃると思いますが、この両者の違いは次の通りです。
「病気やケガが全快してすっかり良くなった」という場合には「快気祝い」を、「病状が良くなって退院はしたものの、まだ通院は続く」というような場合には「快気内祝い」をと使い分けるケースが一般的です。
また、なかなか良くならないが、お見舞いのお礼をしたいという場合は、「御見舞御礼」にすると良いでしょう。
快気祝い・快気内祝いを贈るタイミング

退院直後は、病院から自宅への移動疲れや、生活環境の変化などで体調が落ち着かない場合もあると思います。
また、通院が続くなど、回復までに時間がかかることも少なくありません。
「退院したのだから、すぐに快気祝いを準備しなければ」と焦ってしまうと、そのことがストレスになってしまいますので、まずは自分の健康を取り戻すことを最優先に考えましょう。
退院後、1週間から10日ほどすると、徐々に生活も落ち着いてくると思います。快気祝いは、そのころに贈るのがおすすめです。
なお、いくら毎日の生活が落ち着かないからといって、退院してから何ヵ月も経って「快気祝い」を贈るのは失礼です。
退院後、1ヵ月以内には贈れるように準備を進めましょう。ただし、地域の風習の違いもあるので、詳しくは親族やなどに聞いておくと良いでしょう。